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2022-04-16

アウトドアチェア選びの大切な【4つのポイント】人気やオススメじゃない!?


キャンプの必須アイテムといえばテントやバーナーなどもモチロンですが、チェアもまた大半の時間を座って過ごすギアです。だからこそ使いやすいものを選ぶことがとても重要なんです。

そこで、どれを買ったらいいのかわからないと悩んでいる方の為に、アウトドアチェアを選ぶときの4つのポイントをご紹介します。【価格・デザイン・素材・ブランド】これはどれも二の次。

迷っている方はぜひ参考にしてみてください。

メンバーに合わせる

引用:photoAC

一緒に行く人によって変える

誰と一緒に行くのかをイメージすることによって、必要なチェアの選択肢を絞っていくことができますよ。人数やメンバーによって、ギアの種類や数もそれぞれ違います。当然、サイズも選ぶ必要もありますが、使い勝手を捨てるわけにもいきませんね。現時点の状況を重ね合わせて選択肢を絞ってみます。

ファミリーキャンプ

体格収納サイズ荷物の量などに注目

お子さんが小さいときは、小さいサイズもしくは高さの低いチェアが必須となり、テーブルのサイズを合わせる必要がありますね。成長に合わせて変更するか、もしくはミドルスタイルでそれぞれがちょうど良く使える高さのチェアを選ぶ必要があります。

ファミリーキャンプ用チェア

テーブルの使用目的のメインは食事の時だと思いますが、メニューを工夫して、串焼き・おにぎり・ピザ・パンなどカトラリーを使用せずに食事ができるようにすると、多少サイズが合わなかったとしても、それほど気にはならないでしょう。

また、ファミリーキャンプは必然的に荷物の量が多くなります。その上、使用する車は1台なので収納性も考えなければなりません。収納サイズや形状を揃えた方が限られたスペースを有効に利用することができます。

別の考え方だと、リビング内はお座敷スタイルでテント内ではチェアを使わないという方法。
レジャーシートラグを敷き広いローテーブルのみでリビングスペースを作るとテント内を広々と使うことができ、小さなお子さんが歩き回っても安心です。

焚き火用にリクライニングチェアでリラックスするのも良いですよ♪


ソロキャンプ

軽い低い小さいが良いというわけでもない

ソロキャンプの場合は自分の好みで決まるので基本的には自由です。とはいえ、なんでも合うというわけではありません。コンパクトなアイテムが多かったり、タープを使わずテントのキャノピーをタープ代わりにすると、全体的な高さが低くなりそれに伴って使用できるチェアも低いものとなってきます。

キャンプの目的に合わせてチェアを使い分けることで満足度が大きく変わってきます。

ソロキャンプ用チェア

ソロキャンプの内容を考えてみると、サイトの設営はテントの入り口付近が多く、人によってはほとんど動かないこともあるかもしれません。その場合は、コンパクトなリクライニングチェアや、いっそのこと大きいリラックスチェアでもいいでしょう。

また逆に、撮影などを目的としたキャンプの時は、頻繁に立ったり座ったりを繰り返します。これが意外と疲れる要因ともなるので、この場合は、座面や背もたれがしっかりと張りのあるチェアを選ぶと動きやすくなります。

もしくは、テントは完全に寝室として使用し、タープ下をリビングスペースとすると、ゆったりとしたチェアで広々と過ごすことができますよ!

夫婦またはカップル二人

ゆったり有意義に過ごせるものを

二人で過ごす際は、ツールームテントの中やタープの下など、比較的ゆったりとスペースを利用することができます。

そのため、お気に入りのデザインのものや、収納性の高いもの、耐久性の高いものなど色々と選択肢は広がります。また、時間そのものにも余裕を持ったキャンプができるので、まずは座り心地重視で選ぶのが良いと思います。

デュオキャンプ用チェア

二人のゆったりとした時間を楽しむには、限りなくストレスのないチェアを選択する必要があると思います。体格や趣味が違うこともあると思うので、多少時間をかけてでも体に合うチェアの基準を把握しておくのも大切な事です。

実際にチェアに座ってみて感覚を確かめることができれば一番早いのですが、できない時はまずはサイズ表記を基準にしてみましょう。今持っているチェアのサイズと欲しいチェアのサイズを比較してみて、サイズ感を把握することである程度はイメージができるようになると思います。

高さを合わせる

何よりもバランスを重視

椅子とテーブルは高さのバランスが非常に重要。

家庭用ではダイニングテーブルと椅子を設計するときのポイントとして「椅子の座面(お尻をつく面)から天板までの高さが、約27cm~30cmくらいの高さが望ましい」とされ、この高さのことを専門用語で差尺(さじゃく)と言います。テーブルの高さが肘と同じくらいだと食事しやすいですよね。

そして、日本人の膝下の高さが平均42~43cmということから、座面高は約40cmくらいのイスが座りやすい高さとなります。

この座面高と差尺のそれぞれの高さのおかげで、違和感を感じない使いやすさとなっているわけです。これは、これから提案するハイスタイルにそのまま応用できますが、ミドルスタイルロースタイルに関しても同様に、身体に合わせた使いやすい高さの組み合わせがあります。

これは、高さ26cmのテーブル座面高35cmのチェアです。どうですか?使いやすそうですか?

というわけで「ハイ・ミドル・ロー」の3種類それぞれの高さで考えてみましょう。

チェアを調べる際は座面高の数値を気にしてみてくださいね。

ハイスタイル

普段通りの高さで食事向き

ハイスタイルのチェアは、座面高が約40cmくらいの家庭用のものと同等の高さです。

例えばコールマンのデッキチェアなどがそれにあたります。

出典:楽天市場

コールマンのデッキチェアは座面高が約44cmなので組み合わせるテーブルとしては
44cm(座面高)+30cm(差尺)=74cm(テーブルの高さ)

逆に、例えば今持っているテーブルの高さを基準にすると
68cm(テーブルの高さ)-30cm(差尺)=38cm(座面高)


このように、ちょうど良い高さの目安を事前に算出することができます。

アウトドアチェアの定番キャプテンスタッグのラウンジチェアも座面高は38mくらい。

出典:楽天市場


ただし、座面の柔らかいタイプのチェアを選ぶときは、実際は数cmほど低い位置になるということを想定して、表記している座面高よりも少し低めに考えましょう。

これでも、68cmくらいのテーブルに合わせることはできるのですが、座面のテンションが弱いので座ると結構沈み込むので、テーブルが少し高く感じるかもしれません。座面はしっかりと張っていて沈み込みが少ないタイプのチェアの方がストレスが少なく使いやすいと思います。

デッキチェアなどのタイプは、背もたれの角度が直角でリクライニングチェアのようなリラックスはできませんが、上体を起こしているので食事の際など無理な姿勢になることがありません。いたって普段通りの感覚で過ごすことができるのがラクなポイントです。

ミドルスタイル

高さを調整してオシャレに

ミドルスタイルのチェアは、座面高が約25cm~35cmくらいの高さのものです。
例えばスノーピークのローチェア30などがそれにあたります。

出典:楽天市場

スノーピークのテーブルとの組み合わせをイメージしてもらうとわかりやすいですが、ローチェア30に合わせるテーブルの高さは約40cmほどに設計されています。天板と座面高が同等もしくは座面高+10cmくらいのテーブルとの組み合わせが使いやすいです。


ロースタイル

手と足の範囲を確保する

ロースタイルのチェアは、座面高が約25cm以下のものになります。

例えば、ロゴスのあぐらチェアなどがそれにあたります。

出典:楽天市場

ロースタイルのチェアの場合は、サイドテーブルに合わせる方がいいでしょう。

肘掛けの高さに合わせるか、形状によってはもっと低いテーブルを合わせても良いと思います。
上体や肩を無駄に動かすことなく、肘の可動域にテーブルを配置すると使いやすくなりますよ!

用途に合わせる

どのタイミングで使うのか

用途に合わせる場合は、まず使用シーンをイメージしてみてください。
テントの内側と外側のエリアだけですが、どこでどう過ごすのかによってチェアを変えてみるとそれだけでも快適さが違ってきます。

リビングチェア

テント・テーブル・人数などに注目

リビングチェアの場合、リビングスペースをどのように使用するのかによります。
・子供がいるのかどうか
・大人は二人?それ以上?
・ツールームテントのリビングスペース?
・タープ下?
テントサイズや周辺のギアによってもサイズや形状を選択する必要があります。

スケジュールの内容によっては、使い方は様々ありますよね。使用頻度や使用シーンに合わせて選択するという方法もあります。


焚き火チェア

難燃性?焚き火テーブルは?それとも缶!?

焚き火チェアの場合、焚き火周辺のレイアウトによります。
・焚き火テーブルで囲うのかもしくは使わないのか
・食事を焚き火調理にし、そもそもリビングスペースを焚火台周辺にするのか
・ポリコットン製など難燃性の素材を重視するかどうか
焚き火の時は背もたれの無いチェアや、ペール缶を利用したものなど焚き火ように簡易的なチェアを用意することもよくあります。


リラックスチェア

角度・高さ・幅などに注目

リラックスチェアの場合、キャンプの内容により変わってきます。
・食事は少なめでお酒を楽しむ
・景色を眺めたりひたすらゆったり過ごす
・リビングチェアとは別のリラックス用として
キャンプの内容によっては、食事は簡易的なもので済ませて終始ゆったりと過ごすという日もあるでしょう。また、ハンモックを設置できない場所は、コットやコールマンのインフィニティチェアなどを用意し、リラックススペースとして用意するというのもアリです。

体に合わせる

座りやすさを追求

体に合わせる選び方はそのままですね。

様々なチェアが出ていますが、実際に独自の設計で作られたものはそれほど多くはなく、基本的には既存の構造に若干のアレンジを加えた上で、ブランドロゴを印刷もしくは刺繍したOEM品が大半を占めているのが実情です。似たようなチェアは価格差があったとしても、ほとんど一緒だったりします。
フリーサイズなので、人によっては座った時にチェアのフレームに身体が当たってしまうことなどあると思います。

フレームの形状

足元の違和感

正面にクロスするようなフレーム形状のあるチェアは、太ももの外側に当たりやすいでく、また、座面の張りをサポートするために、座面の前部分に横にポールを配置しているチェアは太もも裏に当たります。

前方に突き出した左右のフレームにより、クロス部分が当たらないようになっています。
(座面の穴はご愛嬌)


一時的なイベントであったり、短時間だけ使うようであればさほど気にすることもないと思いますが、長時間座るのはストレスに感じます。(僕が神経質なだけなんでしょうか?)
フレームが体に当たらないだけでも、座り心地はかなり変わるものなので、この辺にも注目して比較してみると良いですよ!


肘掛けの位置

自然な高さになるように

デザインが似ているチェアでも、肘掛けの角度や曲がり具合が若干違うこともありますので、類似品を試してみたり他のアイテムで調整するなど、工夫することを前提に選ぶという方法も良いでしょう。

肘掛けは高さが合わないと常に肩が上がった状態になり、結果的に腕や肩が疲れる要因に繋がります。座ってみて腕の位置に窮屈さを感じるようであれば、座布団で高さを調整する事も可能です。

デザインもサイズ感もすごく良いのに、腕の位置だけがあともう少し…。

なんてことも無くはないです。ホントに。
調整できることを想定しておけば、少しでも選択肢が増やすことができますね!


背もたれの角度

リラックスするには角度が重要

背もたれの角度は用途によります。


自分にとって、最適な角度を求めていくとなかなか出会えませんが、これもとにかく試してみるしかありません。もしくは、コールマンのレイチェアのように角度を調整することができるものもありますので、数は少ないですが選択肢の一つとしては良いと思います。

また、画像で見る限り似たような形状のチェアでも、サイズ感は一緒でも角度が若干違うということもあります。高ければ良いとか安ければ悪いとは一概に言えません。レビューだけを読んで、迷ったまま購入するより、まずはいろんなチェアを試してみることをお勧めします!

ちなみに、僕は小中高と野球部に所属していたこともあってか、身長は172cmとそれほど大きい方ではありませんが肩幅が比較的広い方です。いつも服を買う時などは、肩周りが窮屈になりがちなので少し大きめのサイズを買います。そんな体格なのでわりとどのチェアもイマイチしっくりこないと感じていました。
そこで、とにかくいろんなチェアを座りまくって、僕がようやく出会ったチェアが、先程から登場しているこのターコイズカラーのチェア↓

VISIONPEAKS: キャンバスリラックスチェア

これは、普通のチェアよりも結構背もたれに角度があります。また、ハイバック仕様の背もたれは幅が若干広めで長さが非常に長く、背もたれから頭が出ることなく後頭部までしっかりと支えてくれます。また、当時(10年前)はまだほとんど出回っていなかったキャンバス生地を混ぜた混紡生地を採用しており、難燃性が高く焚き火チェアには最適なチェアです。

元々は左の収納袋と同じ色。これが10年という年季

購入当時の価格は1脚5,500円2脚セットで9,800円と、どちらかと言うとリーズナブルな価格設定ではありますが、とにかく座り心地に関してはとても気に入っており、購入以来ずっと愛用しているお気に入りのチェアです。

まとめ

いかがでしたか?

この4つのポイントを組み合わせて見ていくと、自分に合ったチェアがかなり絞られてきませんか?もし、チェア選びに迷っていたら参考にしてみてください!

あくまでも、アウトドアチェア選びの基準としての考え方なので、この記事の項目はどれも気にはならないという方は、自身のサイトのコンセプトに合わせたカラーや、お気に入りのブランドなどで揃えるのももちろん良いと思います。

せっかくの楽しいキャンプの時間です、少しでもストレスを減らし、リラックスして楽しめる環境を整えていきましょう!

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