キャンプやバーベキューの食事の時に「ちょっとお腹が圧迫される」「食べづらいかも…」と感じたことはありませんか?
ロースタイルやミドルスタイルのチェアでは、普段とは違う姿勢で食事をすることとなり、どうしても食べづらく感じてしまうこともあります。そんな時は、自宅と同じ高さのハイスタイルにすることで楽な姿勢で食事を楽しむことができますよ。
ここでいうハイスタイルとは【座面高40cm以上のチェア】のこと。テーブルをこの高さに合わせることで快適なリビングスペースになります。座ったり立ったりする動作に無理がなく、やはり一番楽な姿勢で過ごせるスタイルと言えるでしょう。
今回は、元アウトドア用品店店長が10年のキャンプ経験からチョイスした、ハイスタイルのチェアを9種類、カラー・形状・素材・高さなどなど、それぞれのスタイルに合うように選定してみました。画像以外のバリエーションがある商品もあるので、まずは参考にしてみて下さい。
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コールマン:レイチェア
座面は水平なので座ったり立ったりの動作が楽です。
肘掛けを引き上げることで3段階にリクライニングを調整できます。
◆製品仕様◆
使用時 | 610mmx700mm×980mm |
収納時 | 250mm×150mm×890mm |
耐荷重 | 80kg |
座面高 | 370mm |
重量 | 3.7kg |
【おすすめのポイント】
リクライニングを3段階に調整できる機能が最大のポイント。3段階目まで倒すと空を眺めるにもうたた寝をするにも最適の角度です。基本のカラーバリエーションは赤と緑の2色ですが、コラボカラーも数種類あり、オリーブや茶色などの自然に合う暗色系でコンセプトカラーにも合わせやすいです。
アディロンダック:キャンパーズチェア
アディロンダックといえばリラックスキャンパーズチェアが有名ですが、こちらのキャンパーズチェアの方はリクライニングのリラックス仕様よりは角度が浅く、ダイニングチェアにはピッタリのチェアです。
◆製品仕様◆
使用時 | 570mmx680mm×900mm |
収納時 | 150mm×150mm×1130mm |
耐荷重 | 80kg |
座面高 | 435mm |
重量 | 2.9kg |
【おすすめのポイント】
背もたれがハイバック仕様となっておりしっかりと身体をサポートしてくれます。軽量なアルミフレームですが、耐久性と座り心地を追求した設計となっており、僕も8年以上仕様していますがまだまだ現役で使用することができます。カラーバリエーションも少しずつ増えており、それぞれ落ち着いた色合いでどのテントにも合わせやすくなっています。
コールマン:ツーウェイキャプテンチェア
高さ調整可能なのでその日のキャンプスタイルに合わせて使い分けることができます。
◆製品仕様◆
使用時 | 550mm×560mm×670(840)mm |
収納時 | 200mm×200mm×660(830)mm |
耐荷重 | 100kg |
座面高 | 310(480)mm |
重量 | 3.8kg |
【おすすめのポイント】
高さを調整できる数少ないチェアでありアウトドアチェアの定番。脚のフレームが垂直なので安定性も良く収納サイズもコンパクトになります。背もたれの裏側には収納ポケットも付いています。
座面そのものにテンションをかけるのではなく、座面の裏側にベルトをクロスして支えることにより、ちょうど良い硬さの座り心地と耐久性を実現しています。
クイックキャンプ:ハイバックチェア
クッション材の入った背もたれが肩までをしっかりとサポート。マッドブラックのフレームがかっこいい安定感のあるチェアです。
◆製品仕様◆
使用時 | 550mmx720mm×910mm |
収納時 | 210mm×180mm×890mm |
耐荷重 | 90kg |
座面高 | 430mm |
重量 | 3.6kg |
【おすすめのポイント】
他ブランドと似ていますが、こちらは一回り小さく重量も軽くなっています。安定性の高いフレーム構造で、座面と背もたれの肩部分にはクッション材が入っており座り心地にも配慮した設計となっています。基本となるフレームのカラーは人気のマッドブラックで生地のバリエーションはサンド・ブラック・カーキの3色があります。
特筆すべきはクイックキャンプならではの低価格。このクオリティのチェアがこんな値段で買えるとは…。
コールマン:サイドテーブル付デッキチェア
こちらもアウトドアチェアの定番。サイドテーブルは使ってみるとやっぱり便利です。
◆製品仕様◆
使用時 | 520mmx770mm×870mm |
収納時 | 160mm×520mm×770mm |
耐荷重 | 100kg(サイドテーブル5kg) |
座面高 | 240mm |
重量 | 5.5kg |
【おすすめのポイント】
収納サイズこそ大きめではありますが、ワンアクションで折り畳みができる手軽さと、がっしりとしたスチール製のフレームは安定感抜群です。最大のポイントであるサイドテーブルは、上体を動かすことなくちょっとしたものを片手だけで取ることができます。サイドテーブルの耐荷重は5kgまでありますので、スマホやドリンクまたはシェラカップなどの取り皿を置くことができて、メインテーブルの上を広く使うことができます。
フィールドア:クラシックチェア ハイタイプ
ありそうで無かったハイスタイルのウッドチェア。座面高の43cmは家庭のダイニングテーブルにも合わせやすい高さです。
◆製品仕様◆
使用時 | 545mmx600mm×820mm |
収納時 | 120mm×160mm×790mm |
耐荷重 | 100kg |
座面高 | 430mm |
重量 | 4.2kg |
【おすすめのポイント】
ウッドチェアとしてはリーズナブルに手に入れることができ、組み立て式でコンパクトに収納できます。ミドルスタイルやロースタイルの座面高が多いウッドフレームのチェアの中では、非常に珍しいハイスタイルのチェア。フレームにはブナ材、座面はキャンバス生地を使用しており、木材という風合いをそのままに耐久性にも配慮した設計となっています。カラーバリエーションはブラック・カーキ・ダークブラウン・アイボリーの4色があります。
ロゴス:ダイニングマスターチェア
ゆったりと座れる大型で安定感に定評のあるチェアです。
◆製品仕様◆
使用時 | 610mm×760mm×1020mm |
収納時 | 210mm×190mm×1010mm |
耐荷重 | 150kg |
座面高 | 440mm |
重量 | 4.8kg |
【おすすめのポイント】
幅はワイドサイズで肩までサポートしてくれるハイバック仕様。スチール製で設計された頑丈なフレームは耐荷重150kgで非常に安定感のあるチェアです。背もたれの裏にはタブレット端末が収納できるほどの大きなポケットがついています。使用時のサイズは大きいですが、収納パターンは収束型なので細くコンパクトになります。
DOD:スゴイッス
4本の脚がそれぞれ高さ調節できるようになっており、全部で7パターンの使い方ができます。軽くてコンパクトに収納できることも大きなポイントです。
◆製品仕様◆
使用時 | 600mmx660mm×690mm(940) |
収納時 | 390mm×460mm×110mm |
耐荷重 | 100kg |
座面高 | 320mm/370mm/420mm |
重量 | 2.3kg |
【おすすめのポイント】
前後の足の高さを変えることにより、食事に合わせたりリラックス仕様にしてみたり、あらゆるシーンに対応することができます。脚をたたみ込んでしまえば座面高32cmでミドルスタイルやロースタイルにも合わせられるようになります。背もたれの後ろと右サイドにそれぞれ収納ポケットが付いています。
ogawa:ハイバックチェア コーデュラ
ワークウェアなどに使用されるナイロンの7倍もの強度を持つコーデュラ素材を使用。各所に配慮が詰まったチェアです。
◆製品仕様◆
使用時 | 540mmx660mm×950mm |
収納時 | 110mm×150mm×1110mm |
耐荷重 | 80kg |
座面高 | 430mm |
重量 | 4.0kg |
【おすすめのポイント】
ogawa定番のハイバック仕様チェア。背もたれのトップにはものを引っ掛けられるループ、背面には大きめの収納ポケット、肘掛けは冷たくなりにくいセルウッドを使用しています。座面は沈み込みが少なくしっかりとサポートしてくれます。
アメリカの化学繊維メーカー「インビスタ社」が製造販売しているコーデュラナイロンは、耐久性が求められる、作業着や用品、日用品に至るまで、今ではあらゆる製品に使用されている注目の素材。永く愛用できる高耐久チェアです。
まとめ
ハイスタイルは無理な姿勢になりにくく、どんな人でも自然と楽な形で過ごすことができます。
サイズ・デザイン・収納性など見比べてみるとミドルチェアやローチェアと同じくらい、様々なチェアがありますね。少しでもチェア選びの参考にしてみてください!
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