景色や空間を独り占め(した気分)
絵画の中に入り込む(ような感覚)
ん〜…。たまりません。
目の前には波も無く静かに広がる透き通った湖。
川の流れや鳴き声が遠くに聴こえます。
照明が無く夜には暗闇と星空のみ。
心を落ち着かせて過ごせる空間。
菅沼キャンプ村はそのほとりにあります。
キャンプ場の良さは別として
自分の理想に近いロケーションに出会うまで基本的にリピート利用しません。
それでも唯一何度もリピートしています。
あくまでも個人の好みでしかありませんが
この環境をぜひ一度体感してほしい。
良さを共感できれば幸いです。
標高の高さ
避暑地には最適
真夏の時期でも日中の気温は30℃を超えることはありません。
標高は高山キャンプ場として有名な陣馬形山キャンプ場の1445mよりも高い1700m。
山の環境では標高が100m上がるごとに平均気温は約0.6度下がると言われています。
17(00m) x 0.6(℃) = 10.2(℃)
単純計算で平地との差は-10℃以上
昼間の日差しはやや強く感じますが、日暮れ時からひんやりとしてきて夏場の夜間は実に快適。
とはいえ、やはり山の天気は変わりやすいもので、キャンプ中に何度か急変したこともありました。
天気予報はあくまでも参考程度に、レインウェアや着替えなどは用意しておいた方がいいでしょう。
デジタルデトックス
キャンプ場内で通信ができない
電波は樹木にあたることで弱くなっていく性質があり、標高が高く周囲を山や木々で囲まれているので繋がらなくて当然。
山奥のキャンプ場ではよくあることです。
デメリットのようにも感じるかもしれませんが森林浴には最適な環境です。
デジタルデトックスと考えてみるとどうですか?
デジタルデトックス:SNSやスマートフォンやコンピューターといったデジタル機器の使用を自発的に控えていくこと、またその期間のこと。
引用:Wikipedia
通信ができないというだけで、できることはかなり限られてきます。
LINE・インスタ・YouTubeは使えませんし、ニュースを見ることもサーバ上で起動しているようなゲームもできませんね。
まともに使う機会があるアプリといえばおおよそカメラくらいでしょう。
料理やテントサイトなどのキャンプの状況や、周辺を散歩でもしながら景色を撮影してみたり、じっくりと楽しみましょう。
ひとしきり撮影したらあとは焚き火をしながら星空を眺める。(天気ばかりは運ですが…)
ポジティブにいえば没頭する。
ネガティブにいえば諦める。
たまには通信機器を触らない日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
四季を彩る寒暖差
菅沼の冬季は約半年
冬季は積雪のため10月中旬頃から5月のGWくらいまでの期間は閉鎖。
細かい日程はその年によって変わるので、利用の際はホームページ(菅沼キャンプ村HP)にて必ず確認してください。
個人的には雪中キャンプをやってみたいととも思います。とはいえ、すぐ近くにはスキー場がある地域。標高の高さと積雪量を想像するだけでヤバそうです。
春、緑の中に一際目立つ桜を見て。
夏、普段の暑さを忘れ快適な環境を。
秋、紅葉に囲まれる。
きれいにな景色は厳しい環境だからこそです。
まとめ
静かな湖畔で綺麗な自然を眺めながらの焚き火
菅沼湖畔は、理想的でソロキャンプの醍醐味が詰まった環境と言えるのではないでしょうか
テントサイトはフリーですが組数に上限があり、シーズン中(特に夏場)の土日祝は予約が取れなくなるほど多くの方が利用されるとのこと。
ですが平日キャンパーの僕は、これまで数回利用させていただいた中では、完ソロか他1組で静かに過ごした経験しかありません。ぜひお休みをうまく利用することをオススメします。
元々はレクリエーション施設で、設備や物販も充実しておりファミリーでも十二分に楽しめるキャンプ場です。澄んだ空気と国内トップクラスの綺麗な湖を体感してみてください。